看護師が知っておきたい臨機応変に対応する方法

思考を文字化する

創造力を使って新しい価値を生み出し、
臨機応変に対応できる力を身につけたい!
と思っていたとしても、
看護師という仕事は毎日忙しいので、
じっくり物事を考える余裕が無いのではないでしょうか。

 

そこで、思考を文字化してみてはどうでしょうか。

 

問題である「問い」を正しく設定したら、
多方面から情報を集めます。

 

問題に対する最適な答えを導くためには、
誰の何を、どのように、どうしたい、
つまり、このような人が抱えるこのような問題を
このような方法を用いて解決したいということを考えます。

 

問題から出発し、解決できそうなアイデアを
思いつくままに紙に記載しましょう。

 

思考を文字化することによって
思考が徐々に整理されていくのが自分でもわかります。
すると、このアイデアとこのアイデアを組み合わせてみたら良いのでは?
などと考えやすくなってきます。

 

どのように書いたらよいのだろ?
などと難しく考える必要はありません。

 

思いつくままに出てきたアイデアを自由に書いていきます。

 

問題設定を間違えないことと、
解決策はターゲットを絞って考えることが重要です。

 

同じ問題であっても、その解決方法は、
年齢や性別、性格、価値観、社会的背景によって異なります。

 

誰にでも通用するかに見える解決策は、
意外と、結果的に誰も何も解決しないということが多いので
注意しましょう。

 

 

また、問題を解決するために情報を得るとき、
他の人はどうしているだろう?と考える人も多いと思います。

 

確かに他者を知るのはとても大切です。

 

ですが、他の多くの人がやっている方法を知り、
自分も同じような方法で問題解決に挑むのは、
いかがなものかと思います。

 

他者がしているから自分もしなければ不安だという意識は、
現代人が持ってしまいがちなものです。

 

ですが、他者がしていることには手を出さず、
誰もしていないことに力を入れて
その部分を徹底的に伸ばしていくことによって、
他にはない価値を生み出すことにつながり、
競争から脱することに成功します。
これをバリューイノベーションといいます。

 

バリューイノベーションを検討したり、
実行したりするためには、以下の4つを考えます。

 

(1) Eliminate: 全て取り除けるものは何だろう。
(2) Reduce: 減らすことができるものは何だろう。
(3) Raise: ふやすべきなのはどこだろう。
(4) Create: 新たに付け加えたらよいのは何だろう。

 

経営戦略を考えるときは、この4つを検討し、新たな市場を生み出します。

 

この経営戦略術のい(1)から(4)は、
医療現場での日常の問題解決にも活用することができます。

 

病院においても、他院が行うサービスの情報を入手したら、
自分の病院でも取り入れるというのも良いですが、
そうすることによって業務がどんどん煩雑になってしまいます。

 

そのような問題があれば、一度提供しているサービスを全て洗い出し、
この(1)から(4)を考えて、
どの病院でも行っていないような新たなサービスをつくりだしてみませんか?